第2回ゼミナール

1：しょうへい :
2024/04/23 (Tue) 19:20:04: 第2回のゼミナール、お疲れ様でした！

今回シェイクスピア時代の劇場の上演形態について触れて、私が印象的だったのは当時の芝居が「見る」よりも「聞く」ものであったという点です。現代において、映画でいえばカメラ・ワークから意図を観客に伝えるなどの技法があるからこそ、視覚からの情報はとても有益であると思っていましたが、当時の技術が発展しきれていないことから台詞や小道具のみで時間の表現をしている点やある時期まで少年に女性を演じさせている点からも当時の観客にとっての優先順位は「聞く」ことにあるのだと感じられました。