
10/26ゼミナール感想
- まお
2026/10/28 (Wed) 11:31:04
私が最も印象に残っているシーンははるかがプレゼンのトピックとして取りあげていた“ Dancing in the Dark”が流れるシーンである。歌唱をしないミュージカルで音源のみという点がミュージカル映画において掟破りな感じがして面白かった。また、公園の街灯を月や太陽に置き換えることが可能である点や、バレエと社交ダンスの融合、暗闇を通した疑心暗鬼と以心伝心など、1つのシーンから多くの特徴を吸収することができた。さらに、先輩のプレゼンの“ By myself”では、冒頭と終盤で同じ音楽が流れるが、冒頭は水平運動、終盤は階段を用いた垂直軸の下降運動という対比や、単なる“ ひとり”から“ ギャビーと結ばれないひとり”に変化していることが読み取れると指摘していて、具体的な根拠に基づいていて非常に納得できた。くわえて、『バンド・ワゴン』は、時代の移り変わりを感じさせられるミュージカル映画だと感じた。かつてはブロードウェイの劇場だった場所が現在はゲームセンターになっていること、そしてかつてはスターだったが今は人気が出ておらず、プライドを捨てて若い者と協力する姿勢をとるという時代に自ら適応していくトニー・ハンター。通常のミュージカル映画とはまた少し違った面白さのある映画で見応えがあった。
『バンド・ワゴン』プレゼンテーション感想
- 辻野碧大空
2026/10/27 (Tue) 23:49:37
昨日の授業お疲れ様でした。
今回の授業で特に印象に残ったのは、オードリー・ヘップバーンのような若い女性の相手役が老人の男性ばかりであることに関する話だ。今まで、『ローマの休日』や以前取り上げられた『イースター・パレード』などの映画で、男女ペアの年齢が離れていることが疑問であった。しかし、これには、50年代のアメリカの世情が強く反映されていると知り、納得した。50年代の女性は、抑圧され専業主婦になることを強要されていた。これを肯定するために、映画でオードリー・ヘップバーンのような大スターを抜擢することで、より若い女性たちに専業主婦に憧れを抱かせ、この潮流に乗らせる企みがあったことを理解した。
他には、ラストのダンスシーンでフィルム・ノワールが取り込まれているという話が興味深かった。ギャビーが演じる二人の女性はどちらもファム・ファタールで描くことで、トニーがギャビーに抱いている恋の悩みが表象されているという考察が非常に面白いと考えた。自分で映画を鑑賞したときはそこまで考えられなかったので、今後はダンス・シーンにおいて女性がどのように描かれているのかにも注目しながら鑑賞したいと考えた。
手術頑張ってください!
10/19ゼミ感想 - りみ
2026/10/22 (Thu) 11:18:35
Carolineのプレゼンに出てきた2人のダンスの動線が表す意味が視覚的に説明されていて面白かった。また、同じ場面での階段の川のミザンセンは先生の解説を聞いて初めて気づきすごく納得した。曲のタイトルとは対照的に流動性を表す川の意味と、その後の2人に起こる出来事の暗示性が関連づいていてすごいと思った。映画を見た時には気が付かなかったことに今回3人のプレゼンと先生の解説を聞いてたくさん気づけてよりこの映画の魅力を知れた。
10/19 - みほ
2026/10/22 (Thu) 09:21:57
ミュージカル映画における衣装や色彩、振り付け、音楽、映像がどのように関わり合って登場人物の心情や性格を表しているのかなどを読み解くのが楽しかったです。
またCarolineが授業で取り扱ったことまでしっかりと自分のスライドに入れられていてすごいなと思った。
10/19 ゼミ - もか
2026/10/22 (Thu) 07:51:49
“Our Love Is Here to Stay” のシーンでは、川と階段のミザンセンが用いられ、2人の恋愛関係や気持ちを表現しているのが印象に残った。特に、2人が川の近くで心理的にも物理的にも近い距離にいることや、曲名の「ここに留まる」「永遠に続く」という意味から、2人が結ばれるように感じられるが、川は常に流れ続け、変化していくものを表すため、2人の恋愛感情も変化することを表し、2人が離れていくことを暗示しているのが特に印象的だった。また、リズが白いドレスを、ジェリーが暗い服を着て2人が暗闇で近距離で踊ることで、ジェリーの暗い服が影になり白のドレスが暗闇で映えることで、2人がひとつの存在になるという指摘がおもしろいなと思った。
10/19ゼミ感想 - kk
2026/10/22 (Thu) 00:45:06
今回のプレゼンを聞いて場面によって色を使い分け心情を表現しているという説明があり、前の授業でもそういったことがあったので映画において色の使い分けは重要なんだと改めて感じました。
『巴里のアメリカ人』プレゼンテーション感想 - 辻野碧大空
2026/10/21 (Wed) 23:01:22
先日の授業お疲れ様でした。
今回のプレゼンの発表も内容が一つ一つ興味深く、その中から自分では気づくことができなかったことや新たな発見を得ることができた。コメンテーターを担当させてもらったまーくんの発表でいうと、ジュリーとアダムの空想シーンの時間の長さを対比させて分析することで、ジュリーが創造力に富んだ人物であることが強調されているという考察が興味深かった。くわえて、まーくんがジュリーとアダムの対比に着目してくれたおかげで、私もジュリーとアンリーのリズに対する解像度が対比されていることに気づくことができた。さらに、尾崎先輩の“An American in Paris Ballet”に関する考察も非常に興味深かった。私とまーくんは、このシーンを物語の融合として捉えたのに対し、尾崎先輩は解離だと捉えていた。この一つ映画のシーン、特に歌曲のシーンに対して相対する意見が出てくることが、実に面白いと考えた。
他には、セーヌ川でさえ、一つのミザンセンとして活用できることに驚いた。今までは、階段やフォークのような人工的な無機物だけが、ミザンセンとして用いられると考えていた。しかし、“Our Love is Here To Stay”では、セーヌ川をヘラクレイトスの言葉に基づいたミザンセンとして扱い、ジュリーとリズをセーヌ川の河岸でダンスを踊らせることにより、2人の恋が二転三転することを暗示していたというのが、興味深いと考えた。
10/19 ゼミ感想 - まーくん(間 悠成)
2026/10/21 (Wed) 22:37:57
プレゼンの中で「統合」という単語に注目することがプレゼンでのヒントとして提示されていたが、“An American in Paris Ballet”での衣装やダンスなどでの文化の融合などには気付くことが出来ていなかったので気付けてよかった。またキャロラインの発表であったジェリーとリズが、ミロやアンリに支えられているといった対比関係など、しっかり要素を挙げて述べられていて説得力があったので、プレゼンなど抽象的にならず、具体的な要素をしっかり言及しつつ今後は作っていこうと思う。
10/19ゼミ - 徳田想斗
2026/10/21 (Wed) 21:57:08
今回のゼミで、映画終盤の17分間のバレエシーンについて、「ジェリーの喪失感や芸術家としての才能を視覚化するために不可欠だった」という結論や、フランス絵画を思わせる色彩・美術が主人公の内面を語っているという分析が分かりやすく、深く納得できました。他の生徒の意見ではダンスの動きや感情表現に注目したものが多かったですが、まーくんの発表を聞いて、背景の色使いや美術演出そのものが主人公の心情を表しているという新しい視点を得られました。また、今回もテンパって意見を言う時間を無駄に消費してしまったのでいい加減頭で整理することを覚えたいです。
無題 - ひいな
2026/10/21 (Wed) 21:13:40
Carolineの言っていた、2人とも緑の服を着ていながらそれぞれの彩度が異なり、それが光と影を表しているのではという指摘が面白かった。また、有彩色が夢を、無彩色が現実を表しているというのも興味深かった。『オズの魔法使い』の冒頭シーンはセピア色だがこれは完全な無彩色というよりは有彩色の中間色のように思える。現実と夢の真ん中であるという意味なのだろうか。