第12回ゼミ - 土屋元太郎
2024/12/19 (Thu) 00:04:07
今回のゼミでは『レ・ミゼラブル』の“One More Day”のコメントを担当し、この曲では登場人物それぞれの明日への思いをそれぞれの視点から読み解くことができ興味深かった。特にコメントでも取り上げたジャン・バルジャンとマリウスのコゼットへの愛の対比とテナルディエと夫人の対比が群像劇であるこの映画の中で登場人物の心情を理解する上で興味深かった。革命の争いに紛れて火事場泥棒をしようとするテナルディエたちが革命に向けて意思を固くして希望を歌っている民衆の歌の途中で別の曲を歌うことで異質さが際立つ演出も興味深かった。