この世はすべて舞台である。古代ローマの劇作家テレンティウスの名言「わたしは人間だ、人間のことで、何ひとつわたしに無関係なものはない」をもじって、「我々は末廣ゼミのメンバーである。パフォーマンスに関することで、我々に無縁なことは何ひとつない」という言葉を掲げておこう。

All the World's a Stage掲示板

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All the World's a Stage掲示板 (末廣ゼミナール3年生掲示板)
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第2回ゼミ振り返り - 富岡しおり

2025/04/23 (Wed) 21:47:15

シェイクスピアの時代の劇には第4の壁が想定されていなかったとのことで、確かに独白の台詞は観客に語りかけているように聞こえるが、役者自身が果たしてどこに、誰に意識を向けて語りかけているかは一概に観客とは限らないという点が独白の複雑なところだと思っている。そのため、シェイクスピアの劇の最終盤で幕が降りる前に、1人の登場人物が明確に観客に語りかけて締めの言葉を申すことが多々あるが、その瞬間には観ている自分が虚をつかれる感覚があり、それが第4の壁の概念が発見される出立点となったのではないかと考える。

第2回ゼミ振り返り - 落合ゆずは

2025/04/23 (Wed) 18:31:38

第4の壁は劇ではないけれど小さい頃によく見ていた海外のドラマで見たことがあり、観客に話しかけるのは面白いなと思っていたのでその起源を知ることができて参考になりました。また、シェイクスピアが活躍した当時役職としての女優が存在せず声変わり前の少年が女性を演じていたという部分で王政復古以前の少女役は少年が演じることができても大人の女性は誰が演じていたのか疑問に思いました。

無題 - 神山里紗

2025/04/23 (Wed) 17:21:43

『から騒ぎ』の登場人物の名前に意味があるなんてびっくりしました。ベネディックとビアトリスの名前の意味がリンクしていて面白いなと思いました。
そもそも第四の壁があるのを知らなかったのでそのようなものがあるなんてびっくりしました。第四の壁を破り、観客に話しかけてきたら楽しいんだろうなと思いました。

第2回ゼミ振り返り - 秋田谷咲希

2025/04/23 (Wed) 15:42:03

今回のゼミでは、「第4の壁」というものについて学び、この「第4の壁」は以前に舞台に立った際に演出家さんから教えていただいた存在であったが、演者と客席の間にあり、見えない存在ではあるが、作品の世界を生きる演者たちと、それを観る観客たちは別空間に存在していて、交わることはないことを象徴する存在であり、演者は客席を意識して演技するべきでは無いということを知り、とても勉強になった。

第2回ゼミ振り返り - 田中拓実

2025/04/23 (Wed) 09:36:07

約400年前に日本の歌舞伎で男性が女性役を演じる女形が始まったそうだが、同時期のシェイクスピア演劇でも女性は舞台に立たず男性が女性役を演じていたと知り驚いた。そして声変わり前の少年を起用しない、蜷川幸雄さんが手掛けた成人男性のみのAll male productionは、日本の女形の文化と何か通じるものがあるのかもしれないと感じた。また、名前によってどのような役か分かるという仕掛けは、幅広い知識層の作品の受け取り方が変わって面白いと思った。

第二回ゼミ振り返り - 藤田菜帆

2025/04/22 (Tue) 14:56:15

ディズニーチャンネルで放送されていたドラマには、登場人物が視聴者に話しかける場面がよく登場するため、「第四の壁」を破る演出にあまり新鮮さは感じなかった。一方で、ミュージカルには「第四の壁」がしっかり存在するというイメージを持っていたため、もともとシェイクスピアの時代にはそのような壁の概念がなかったと知ったときは驚いた。さらに、現代のミュージカルにも観客に語りかけるような演出が取り入れられている作品があり、それによってかえって古い時代の舞台に近づいているという点が、とても興味深いと感じた。

第二回ゼミ振り返り - 青柳利央奈

2025/04/22 (Tue) 13:35:32

登場人物の名前に深い意味が込められていることを知り、とても驚きました。ラテン語やイタリアの地理に関する知識がないと、シェイクスピアの作品の本当の面白さに気づけないこともあると感じました。また、蜷川幸雄さんのように、あえて男性が女性を演じることでフィクション性を強調する演出はとてもユニークで、想像したこともなかったので印象に残りました。第四の壁を壊すような演出も、当時としてはかなり斬新な発想だったということを知り時代を感じました。

ゼミ振り返り - 佐藤千夏

2025/04/22 (Tue) 11:47:48

この授業を通して、シェイクスピア劇における台詞の工夫や「第四の壁」の考え方について学び、演劇が観客との関係をどう築いていたかがよく分かりました。また、独白や傍白の効果も印象的で、舞台表現の奥深さを感じました。

第二回ゼミ振り返り - 藤田莉奈

2025/04/21 (Mon) 19:30:39

蜷川幸雄演出のシェイクスピアでは成人男性が女性を演じることでフィクションを伝わりやすくしているとあったがそのような工夫は思いつかなかったのでとても興味深く感じました。第四の壁をあるものとして劇を進行していくことを打ち破った第一人者はとても頭が柔らかいと感じた。

第二回ゼミ振り返り - 山内駿

2025/04/21 (Mon) 17:17:22

登場人物の名前には、自分が思っていたよりも大きな意味が込められていることを学んだ。シェイクスピアを読むには教養が必要だとよく聞くが、ラテン語やイタリアの地理の知識がなければベネディックやビアトリスの名前に込められた意味や、性格について気づくことはできないと感じた。


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